奪い合いから分かち合いへ

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組織デザイナー ありえないをありえるに

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注意のコントロール

注意のコントロール

初めての状況、わけがわからない状況に直面した時、何をしますか?

アチーバスを初めて体験した人がよく「ルールが難しい」「覚えていられない」ということを口にされます。難しいといっているのはルールではなくパターンです。このパターンがわかると余裕ができてきます。覚えていられないという人は、おそらくすべてのことを記憶しようとしています。必要ないことは忘れる必要があります。

初めての体験、わけがわからない状況で、不安に飲み込まれてしまわないために、注意のコントロールが必要です。集中力と言われていることの本質は、この瞬間もっとも重要なことに注意のカーソルを向け続けることができるということなのです。
人間にとっての最大の制約は1秒間にできる情報処理が110bitだという『認知の限界』です。この限られた注意を必要な対象に向けなければ、何も理解できません。混沌とした制御不能な状況の中で途方にくれてしまいます。

この制約を克服するために、発達させたのが、無意識の選択パターン、つまり、『常識・習慣』であり、こんな場合にはこうしたら良いという対応のパターン、事例です。自転車に乗ったり、ギターを弾いたりできるようになるのは、無意識のうちにできるようになるからです。知らなくてできないから、意図してできない、意識すればできるから、無意識でできるになるまで段階を追ってできるようになってゆきます。わけのわからない状況とは、目の前の状況に対して、どのような過去の事例を適応すれば良いのか戸惑っているということです。慣れ親しんだ仕事では、考えることなく必要な行動ができるのです。私たちが成長するのは未知のことに取り組む時です。わけがわからないことでも必ずできるようになるという自信はどのようにして身につけることができるでしょうか?

わけがわからないことに取り組むには集中力が必要ですがそれは非常に少ないことが知られてます。集中力をやりくりすること、一日24時間という限られた時間、そしてお金、やりくりすることは、すべて、マネジメント問題です。マネジメントの本質は最も大切なことを大切にするということ。あれやこれやとやろうとすれば、混乱して重要なリソースを使い果たしてしまいます。一つに絞らなければ、無駄なことに関わって幸せから遠ざかります。絞るということは、勇気がいることです。何かを選べば、何かを諦めることになります。もし、違った選択をしていたらと考えることが選択を鈍らせます。これ以外は必要ないと決めるにはどうしたら良いでしょうか?

状況に対して、被害者になるのではなく、自分の無意識の選択パターンに気づき、自ら仮説を立て、勇気をもって絞り込み、限られたリソースを有効活用して、できるようになるまで試行錯誤する機会の重要性は強調してもし過ぎるということはなさそうです。

全体を俯瞰する〜自分事の範囲を広げる

全体を俯瞰する〜自分事の範囲を広げる

良かれと思ってしたことが、短期的には良くても長期的に見たら全体の利益に反していたということがおきます。一見利己的に見える人も意図は善意で単に自分事の時間的・空間的範囲が狭いだけかもしれません。

リーダーシップは方向性を示すことです。方向性を示すには全体を俯瞰する必要があります。どうやったら全体を俯瞰して方向を示すリーダーシップを高めることができるでしょうか?

アチーバスの中で参加者はいきなり、全体を俯瞰することはありません。最初は、自分の手札を見ています。パターンを発見するにつれて、他者のことを気にかける余裕ができて、隣の人と関係ができてきて、原則カードがある程度場に出てきてようやく全体を俯瞰できるようになります。重要なのは、自分ごとで考えられる範囲が広がるスピードのようです。自分事の空間的・時間的範囲が早く広がる人もいれば、時間がかかる人もいます。その違いは何なのでしょうか?

アチーバスが示唆してくれることは、全体を俯瞰することができれば、特定の誰かが指示しなくても、各自が判断して適切な行動を取りうるということです。ゲームのルールが変わってしまえば、今までの自分にメリットをもたらしてくれていたものが無用になってしまうかもしれません。だから、目の前のことを一所懸命やる、仲間と協力しあうだけではなく、どのようなゲームに参加しているのか?ゲームのルールが変わるとどうなるのか?考える必要があります。

皆さんがアチーバスにおいて協力したのは、そうした方がうまくいくようにデザインされたゲームだからです。

このような職場の方が、楽しく創造的に仕事ができて良いのだとしたら、仕事のルールをどのようにしたら良いでしょうか?

安心

昨晩のアチーバスでも、失敗を恐れるがために、タイムオーバーになるテーブルがありました。

人が失敗を恐れるのは、爬虫類脳(扁桃核)の名残だと言われています。
恐れを感じると闘争・逃走本能にスイッチが入ってしまいます。

自分では賢くなったつもりでいても、結局、メディアや広告に恐怖を煽られただけだったりします。「今〇〇しないと手遅れになりますよ」「〇〇があれば、もうあなたも△△」

人と比べて劣っているのじゃないか
迷惑をかけているのじゃないか・・

その不安を巧妙に利用します。

人生突き詰めてゆくと結局大事なことは

自分で決めたことをすぐに始め、試行錯誤しながらやりきれること
やめようと思ったことをやめられること

同時に、一人の力の小ささの認識とそれを束ねた時の偉大さを知っていてチームをつくりだすこと。

個人、チームに共通して必要なのは、規律を内在化させることです。
成し遂げるには、規律が必要です。

内発的動機づけで知られるDeciの
『人を伸ばす力―内発と自律のすすめ』
http://amzn.to/1l0Z9cr

の中に、ダンスチームの事例が出てきます

見ていて引き込まれる踊りは、
自分を自分の思い通り動かせるようになる鍛錬と
合意したタイミングに必要な場所にいて、必要な動きができる
規律のたまものです。

好き勝手にやったのでは、最高のパフォーマンスはできません。

規律を自分の中に取り入れてゆくキッカケは、大抵の場合、強制であったり、必要性は理解できるのだけれど気がすすまないとイヤイヤだったりします。

どのタイミングかで、内在化されて自分のものになります。

E.Schainも指摘しているように、教育とはつまるところ洗脳です。
子供より大人が難しいのは、大人は既に何かを信じています。
古いものを捨てて、新しいものを取り入れる分だけ強く、継続的な働きかけが必要になります。

取り入れることを選択し、
できるようになるまで試行錯誤し
取り入れるために

私たちに必要なことは、誰といかにチームになるかということなんですね。

リアセックでアチーバスGo~

リアセックでアチーバスGo~

リアセックでアチーバスGo~

今回は2名アチーバス達成
全員達成まであと2枚でした。

最後、もっと俯瞰できていればと悔しかった分、気づきも深まりました。

示唆する力を磨く

示唆する力を磨く

アチーバスって何度もやるものですか?

 

何度もやることで学べることがいくつもあります。

内容は立場や人によって違いますが、今回はマネジャーの立場から見てみましょう。

メンバーの主体性を引き出し、仕事に意欲をもって取り組んでもらうと試行錯誤されていることでしょう。

その鍵は何でしょうか?

私は示唆することだと考えています。

仕事が面白くなるキモは、仮説があたることです。

仕事の依頼の段階で、やり方まで細かく指示してしまうと考えなくなります。

 

子供の微笑ましくもあり、時として辟易する

「なぜ」「なに」。新しいものに取り組み、何でも自分でやろうとします。代わりにやろうとすると怒られてしまいます。

子供のころに溢れていたあの主体性や創造性は、いつ、どうやって失われていったのでしょうか?

 

人には本来「自分で見つけたい」という欲求があります。

子供の頃は十分にあった試行錯誤する時間が減ってゆきます。

習い事や塾などやることがたくさんあり、じっくり、考えるよりも手っ取り早く答えを知ろうとするようになります。

学校で教えられていることのほとんどは答えがあることです。

問いには答えがあるという世界観が、手っ取り早く答えを知ることを求め、答えを教えられることで考える力や問い続ける態度が失われてしまいます。

また、教えようとする人もが多くいます。

なぜなら、教えることで自分が「優位」に立ちたいから、あるいは、答えを教えて簡単にすませたいという「怠惰」があるからです。

とはいえ、うまく関わらなければ注意を向けることもありません。

不思議に思うことや一見関係なさそうな因果関係など世界が広がる知識をどうやって手に入れるのか?

 

注意を向けさせる<問い>が重要なのです。

しかも、その人を観察して、気づくキッカケになる問いを絶妙のタイミングで。

それができるようになると発見する楽しさ、学びあう喜びを知る組織づくりに近づきます。

自分がそうするだけではなく、そうしてもらった人が、その先の人にもそうしてゆく連鎖をつくってゆく。

だって、そうした方が楽しいじゃないですかっていう理由で。

 

初めての参加者ばかりでも、和気あいあいと助けあって50分くらいで全員が達成してしまうような場になるには、そういう<問い>で導く人がいます。そういう気づく人、導く人になることができたら、どんな場にいても一緒にいて欲しい人になります。そうなるまで一緒に何度でも試行錯誤しましょう。

教育について考えるアチーバス

教育について考えるアチーバス

教育について考えるアチーバス
https://www.facebook.com/events/680455278691839

仁禮さんのTEDのプレゼンを観て、教育について語り合い
http://youtu.be/-hIpYoabyKo

理解のスピードが違う子供同士が学び合う場をつくるためにアチーバスのルールを1つ変えることに挑戦

招福亭梅子先生のデコボコ(足りないこと)があることがかえって貢献することになることが、より強調されるようなルールにしたいという意図のもと

3周プレイしてみて、ギブアンドテイクの時に、カードを渡す時に一言そえる言葉を全員で復唱するというルールでやってみました。

あと一歩という所で、達成には至りませんが、思いやりにあふれる場になりました。

横からみている印象では、目の前の人へのサポートにはなっているものの、全体を俯瞰してみると一人が足りないという状況ができていました。

俯瞰してみようという示唆を何度かしてみましたが、ゲーム中には伝わりませんでした。

先生が自分の生徒のことだけを考える
親が自分の子供のことを考える
のと同じことかもしれません。

強い思い入れがあることであればあるほど、自負や経験があることほど全体を俯瞰することは容易ではありません。

だからこそ、アチーバスに活躍の場がありそうです。

eboardというオンラインの学びなおしのツールと
http://www.eboard.jp/

「ホームスクーリング」のTEDのスピーチを題材に
http://logmi.jp/13080

一人ひとりが、自らの学びに責任を持つような環境づくりについて、対話を深められればと思います。

アチーバスで学び合いのための人間関係をつくり、
eboardで自分のペースで学び、助けあうような
オルタナティブ学習の場づくりの可能性について意見交換できればなと思います。

 

 

ブラーマクマリス

もともとは、本多さんはじめ皆さんとは、榎本さんのチェンジザドリームシンポジウムのファシリテーター仲間で、平和活動に関心があるという接点からでした。

今年、宇和島でご一緒したのが最初の活動で、The Day After Peaceの上映会と瞑想の会をやりました。 http://www.ufpff.com/dap

宇和島市の中川さんは、日本がまだ国連に加盟していない時に、世界は絶対に平和にならなければいけないと国連に乗り込み、加盟国の皆さんからコインをもらい、そのコインを鋳込んだピースベルを寄贈した方です。 このピースベルは、今も国連にあって、9月の国連開会のタイミングと21日のピースデーに鳴らされます。

BKの生田さんが宇和島の出身で、このことをご存知だったのです。

ロンドンで見つけた新しい可能性

ロンドンに行ってみて、物価の違い、社会コストについて考える機会になりました。

そして、来年は世界中に若者を送り出す企画を進めたいと思いました。

ゲストハウスをアチーバスしながら人をつなげる旅をし若者にしてもらおうという企画です。

アチーバスは、最初に人を混乱させます。
混乱から、わかったに至り
わかりあえないから、わかるへの変化を
一緒に寄り添うことで、できる人間関係は格別なものがあります。

異文化で、ネイティブではない言語で、この変化をつくり出すことを続けると鍛えられることは間違いないと確信します。

投稿 by 鈴木 利和.

 

ロンドンは物価が日本の1.8倍ミネラルウォーターが200円という状況で、給料もその分高いんだとか。外国人が出稼ぎに来たくなりますね。それも、強みがあってのことなのだと思いますが。

 

ミヤンマーでお会いしたコンサルタントの方が日本はトータルのコストが安いという話をされていましたが、今回実感しました。

電車などの交通機関があてにならないと早め早めの出発になります。

1時間早く出発することもコストです。

予定通りにことが進む、約束が守られるということはコスト低減になります。

建設現場やITなど多くの人が関わって実行されるプロジェクトにおいて約束どおりに実行されないと手待ち時間があちこちで発生して全体の納期遅れにつながります。それぞれが自分の担当領域において、約束を何が何でも守るという意思の強さを日本はまだ持っています。先進国だったらできるということはありません。

真の民主主義は、議会などの政治システムよりも、ここの人間の社会に対する参加意識にかかっていて、その点において日本はTOPランクで強みだということを多くの人に体感してもらいたいなと感じました。

アチーバスがもっている全体を俯瞰するということがもたらす全員が協力して達成するという参加意識が持つ可能性を実感する旅の可能性は大きいのです。

アチーバスの開催風景